昨日に引き続き、二、三年生による塑像作品の粘土抜き並びに石膏取りが行われました。
今日は、石膏取りに注目してみました。
まず、石膏取りとは、粘土によって成型した作品を石膏に置き換える作業です。、
1、粘土の表面全体に石膏を盛り、覆います。
2、内側の粘土を全て取り出し、雌型が完成します。
3、完成した雌型の内側に、離型剤を塗り、石膏を張り込みます。
4、内側を全て石膏で張り込んだら、雌型を割り、内側に張り込んだ石膏を取り出します。
5、取り出した石膏を磨き、形を整えます。
以上の工程、粘土の作品を石膏の作品に置き換えます。
今日は、粘土を石膏で覆う前の下準備を行いました。
まず、雌型に、粘土の取り出しと石膏の張り込みを行う為のフタを作るために、型の合わせ目になるの部分に切り金と呼ばれるアルミの薄い板を刺していきます。
この切り金に、適当な厚さのアルミ板として、アルミ缶が重宝されており、学生達は空き缶を解体し、裁断し切り金を作成します。
雌型のフタをつくる位置決め、粘土で成型した作品に切り金を並べて刺していきます。
切り金が入れ終わり、いよいよ次は雌型の形成です。
暑いけどみんな、引き続き頑張れ〜!