文星芸術大学 彫刻専攻なになに?彫刻専攻Blog
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卒業生インタビュー 鈴木生 17:15
 

卒業生インタビュー 鈴木生

では、まずはお決まり卒制展示を終えての感想

 

鈴木「作品を作ることと、そして学内展の係りをやっていたのでその準備にいっぱいいっぱいで、展示がどうだったかあまりそちらに思い入れがありません。」

 

山田「作品の満足度は?」

 

鈴木「7割方できたかなあと、残り3割はもうちょっとつめて出来たかなあと。たとえば本数を増やしたり出来たんじゃないかと思います。 1年ぐらい前からプランを練っていて、色々考えてみてもどうも既存の作品に似てしまうような感じになって、作り始めるのが遅くなって、何を作ったらいいかわからなくなって…。それでそのどうしようもない状態がそのまま作品のテーマになったような感じで、テラコッタにチェーンを巻きつける形になりました。芯の部分が自分自身でそれを取り巻く環境がチェーンで。 反省点としてはちょっとテラコッタの方がうるさすぎるかなあと思いました。表面に彫ったパターンももうちょっとシンプルにした方が良かったかもしれないと思いました。」

鈴木生1
 

山田「卒業制作を作り始める前から素材をいくつか使うことにこだわっていたみたいだけど、それはうまくいった?」

 

鈴木「はい。これからまた色々試してみたいと思っています。今回の作品でもチェーンの巻き方で全然見方は変ってくるし。これからまたテラコッタと鉄の組み合わせを色々試してみて、それに鉄と木の組み合わせなんかもこれからやってみたいと思ってます。」

鈴木生2

 

山田「卒制のアンケートで『心の…』というタイトルの鈴木君の作品に対して『この作者の心ががんじがらめにされているんですか?』とか書かれていたけどそれについてはどう思った。」

 

鈴木「なんか伝わったのかなあと思います。 まあ作品はいったん出来上がってしまうと作者の手から離れて後は人にどんな風に感じてもらえるかはわからないので、どんな風に感じてもらってもいいと思っています。何か思ってもらえることがあればいいなあと。」

 

山田「作品から何を感じ取って貰えるか、それはわからないし強制は出来ない。ただ、作るときにはしっかりと自分のビジョンとかこうしたいという思いが無いと作れないよね。では、ちょっとこれからのことを聞きますが、卒業後は鋳造(金属を溶かして流し込む方法)の工房に行くことが決まっているようだけど、そこではどんなことをするのかな?」

 

鈴木「1年間鋳造の作業を手伝いながら勉強するつもりです。基本的な素材の性質や作業工程を勉強しにいくつもりです。」

 

山田「自分の作品は作れるの?」

 

鈴木「そこの工房に行く前に実家で原型を作ってそれから工房に行く予定です。工房のお手伝いが始まったらまあ1年間はここでやってきたテラコッタは出来ません。テラコッタは自分にとって何か自然な感じのする素材で好きです。古くから人間が扱ってきた土。作業中の手触りも、素焼きした赤っぽい状態も好きです。」

 

山田「作業中のテラコッタの自然な感じからすると、これからいく鋳造での作品作りは有毒なガスが出たり大変だよね。」

 

鈴木「そうですね。ただ出来上がってくる時の面白さが鋳造にはあると思います。石膏で作った原型でも、型を取ってブロンズを流し込むと急に完成度が上がったように見える。」

 

山田「鈴木君はお父さんも鋳造で作品作りしている方だから、流し込みの作業は難しいとしても、その前後の作業工程なんかはある程度家でも見られるのかな?」

 

鈴木「そうですね家で見られる作業は原型制作と、鋳造し終わってからの仕上げの作業。金属を流し込む作業は設備が無いと出来ないので、その勉強をしにいくつもりです。去年の夏休みにも一週間ほどその工房に行って研修をしてきました。最後に何か作ってみるかっていわれてネームプレートを作りました。 ホテルで原型を作って、砂の型に埋めて、流し込みました。砂で出来た型から出すとそのままでも結構表面はつるつるになって出てくる。 それは他の素材や技法では経験できない鋳造の面白さだと思います。学部の4年間で色々な素材に触れることが出来て、やっぱり素材の組み合わせが面白く感じる。2〜3種の素材を使ってこれからも作品作りをしていきたいです。」
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