先日、高知に行って参りました。
「えんのお菓子屋さん」というお菓子屋さんの看板制作の依頼を受けていて
先日ようやく、完成にこぎつけ設置をしてきたのです。
友人の実家のお菓子屋さん。昨年、こちらに友人に会いにお邪魔したことがあったのですが、そのときはまだお店はなく、お店の工事中で、このときは主に農作業をお手伝いしてきたのでした。
というのもこちらの店主ご夫婦は徹底した有機栽培の農家をしながら
その農園からとれた作物をお菓子の材料にしているのです。
有機栽培というと何を想像されるかわかりませんが、とにかく無農薬というのは雑草との戦いだそうで、私もちょこっと雑草むしりのお手伝いをしてきましたが、それどころじゃないくらいの雑草と日々戦わなくてはいけないようです。
しかし自分で食べるもの、身体や環境への悪影響を考えて無農薬を続けているとのこと。
今回も食事はずっとこちらでお世話になりましたが、とにかく野菜がおいしくてするするのどを通ります。ジャムやジュースも畑でとれたものを使って作られたもの。
ジャムは手作りパンにのせていただきました。
これが、朝、収穫直前のブラックベリー
こちらが築60年の民家を改築して作られたお菓子屋さん
私はここの2階に泊まらせていただきました。
お風呂もこちらのお母さんが薪で湧かしていて、夕方になると木が燃える香りと音が一日働いた身体に気持ちよく響き、そしてそして薪のお風呂はとっても気持ちよかったです。
そうそう、肝心の看板の作業はこんな感じ。
こちらのお父さんと一緒に作業をしてなんとか設置完了。コンクリ練りなどの作業があった日はちょうど曇りで涼しく作業がしやすかったです。
でもやっぱり、コンクリ練りはなかなか重たい作業でした。
道路の向こうは畑。人通りもあまり多いところではないのですが、この看板で少しでもお客さんが来てくれますようにと願って、高知を発ちました。
ここの暮らしはまさにあこがれのスローライフ、しかしそれを実現するのは本当に大変なこと。朝、明るくなってから日が落ちるまで作業、そしてそれから翌日の仕込み、と作業がつきることはないようでした。
美味しいものたくさんごちそうさまでした。