文星芸術大学 彫刻専攻なになに?彫刻専攻Blog
実習室、工房での様子などなど紹介いたします。

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いちご 09:31
 昨日25日

イチゴ農家でアルバイトをしている学生からのいただきもの。

いちご

クリスマスイブ、そしてクリスマスと忙しかったそうです。
真っ赤ないちご 甘くてとても美味しかったです。
ご馳走様
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鞴祭 11:04
今日はクリスマスイブ、冬期休業に入り学生もまばら

一昨日の12月22日、年内授業最終日に彫刻専攻では鞴祭を行いました。
鞴祭 フイゴマツリ と読みます。

鞴祭とは
鞴を用いる鍛冶(かじ)屋や鋳物師などが、陰暦一一月八日に、その守護神をまつる神事。たたらまつり。[季]冬。《沢山に―のおこし炭/李由》提供元:「大辞林 第二版」 

鞴とは、鉄を加工する際などに火をおこした炉に風を送る送風機(ブロアー)として使われていた
道具のことです。
現在ではいわゆる鞴といわれる道具は通常使っていません。

そして彫刻専攻ではカリキュラムの合わせて時期を変更させていただき、この時期にこのお祭を行っております。

神棚

こんな風にここでは大変シンプルですが、簡単に神棚を作って、地のもの(お米)海のもの(するめ)山のもの(みかん)を備えます。

神主

神主。今年はこれまで神主役をやっていてた伊藤先生から学生にバトンタッチで学生の神主役。
鞴祭の祝詞を唱えます。



それから一人ずつ 二礼二拍手一礼 
今年一年大きな事故もなく作業できたことに感謝します。

はい。とここまで神事を終えるとそれからはお酒で身を清め、そしてみんなで楽しみましょう。
ということで

パーティー

お酒、お茶などで乾杯!
こちらの準備の担当は1年生。
スパゲティ、ポトフ、コロッケやメンチカツ、そして手作りケーキのデザート
などなどお腹いっぱい頂きました。

コロッケ



1年生は初めての20人前にも上る先輩や先生たちに振舞う料理の準備がなかなか大変だったようです。パスタは横から見ていてちょっと大丈夫かしら?と心配になったり。
中にはお料理が得意な学生もいて、これまでやったことのない大人数を相手にした準備に大慌てとなっていましたが、食べる頃には何とか間に合い、みんなで美味しくいただきました。
最後のデザート、手作りケーキはプロ級。
私もちょっと酔っ払っており、写真が撮れず皆さんにお見せできませんが、大変美味でした。

来年また一年事故の無い様作業が出来るように願って、楽しく飲んで、しゃべって、〜〜
そしてお片づけ。

ご苦労様でした。
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撮影 19:59
 今日はある印刷物のための撮影がありました。

午前は学校施設の紹介として、多目的工房を撮影。

午後は彫刻専攻の紹介、学生の紹介の写真を撮るため工房にカメラマンさんが来て撮影となりました。

専攻の代表として4年生の学生が選ばれ、取材に応じてくれました。
取材、といっても話をしているところを撮りたいということで、私が話し相手になって、撮影となりました。
突然「はい。話して」といわれるとなかなか難しいものでしたが、すぐになれて、普段良く話をしていることもあって、すんなりと進みました。
そして「はい、じゃあ。次は道具の撮影」と進み、会話の途中で学生の撮影が終了となったため、ちょっと撮影が終わったことにホッとする一方、会話の続きが気になっちゃったりしました。

で、そんな撮影風景を写真に収めようと思っていたのですが、その場ではすっかり忘れており、撮影出来ませんでした。

ということで今日の写真ではありませんが今日取材を受けた学生のちょっと前の作業中の写真をご紹介します。

作業 煮色

はい。
大きな鍋で作品を煮ているところ。
煮色という着色の技法を用いている時の作業風景です。

銅で出来た作品をしっかりと磨き、大根おろしの汁を磨いた作品に付けそれを沸騰させた煮色液(硫酸銅などが入っています)に入れて約2時間ほど煮込みます。
そうすると銅がマットな赤みをもった色に着色されるのです。
原理は良くわかりませんが、金属着色の伝統的な技法のひとつです。

彼女は金属を使っての制作が好きなようで、様々な作品を作り、いくつかある着色方法にも積極的に挑戦しています。

卒業制作が楽しみです。

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寒い 17:56
 季節がやってきました。
昼間日がさした時は少しだけ暖かく感じられましたが、今日は朝から曇りで
気温がずいぶん下がったように感じられました。

日照時間も短くなり

12/16

こうして作業をしているとどんどん身体が冷えていきます。
暗くなると見えにくくなるし、冬の作業は大変です。
これは今日の16時半ごろの写真です。

天気予報を見るとこれからまたどんどん寒くなるみたいですのでしっかり防寒してやりましょう。
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卒業・修了制作 学外展 配置決め 17:41
 今日は学部4年生と院生で学外展の作品配置決めがありました。
今年は、彫刻専攻のスペースも比較的使いやすくなり、すんなりと配置が決まりました。

杉山先生のオッケーも出て、後は会場での調整。
学外展まであと2ヶ月をきり、さらに師走の慌しさを感じる今日この頃
本番どんな風になるかなあ

会場配置

こちらマケットを用いて決定した配置。
ひとまず決定の案をパチリ。でも、まだ公開するわけにはいきませんのでぼかした写真でご勘弁。

1月には彫刻専攻、大学ギャラリーでの展示が決まりました。
こちらの詳細についてはまた後日お知らせいたします。
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切断 18:56
 2年生 鉄課題まだまだ新しい機材の使用が続きます。

今日は鉄の主に棒状の材料を切断する時に用いる、高速切断機をご紹介します。

ばいーん

切断1

火花がじゃーっとでます。
こんな感じで切断するのです。

切断2

もともとの長さはこんなにあります。
通常、棒の材料は5.5mか6mの単位で鋼材屋さんから購入します。
で、与えられた材料を自分で欲しい長さに印をつけて切断機の刃の位置をあわせます。

切断3

ハンドルを回し、しっかりと材料を固定します。
そしてスイッチを入れ、ハンドルをゆっくり下ろします。
そして、上の写真に戻ります。じゃーっと

高速切断機はなかなかたくさん火花が出るので、こうした作業になれると
夏に恒例の家庭やキャンプでやる手持ち花火にビックリします。
あれ?こんなに火、小さかったっけ と
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入試 15:06
 今日は入試、入学希望者が集まり。
在学生は入校禁止。

資料画像
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ガス溶接 13:36
 昨日までは溶接に関する講義と火のつけ方までの手順をやりました。
そして今日は、実際に溶接 鉄と鉄をくっつける練習をしました。

使った用具

ボンベ

ガスボンベ 右側:酸素 左側:アセチレン
ガスのボンベはだいたい種類によって色分けされています。

酸素はクロ アセチレンは茶 炭酸ガスは緑 プロパンガス、アルゴンガスなどグレー
危険な水素ガスなんかは真っ赤 だそうです。

クロのボンベ=酸素は病院でもこれの小型のモノなんかを良く見かけます。

工事現場にはだいたいこのアセチレン、酸素のセットがどこかにおいてあります。

で、実際このガスを使って作業をしようとする場合、バルブを開く順番とか手順が決まっているので、その手順をまず覚えます。

それから実際に材料をくっつけていきます。

溶接1

シューという音がします。

溶接2

酸素とアセチレンの配合がうまくいっていないと、パンッ!と小さな爆発を起こします。
始めはこの爆発にもびっくりで、体がびくっ!と縮まります。

溶接3

慣れないうちは火をつけること、作業で鉄を溶かすことひとつひとつ緊張します。
でも、実際やってみると面白いもの。気がつくと1時間ぐらいあっという間に経っていて、
あ〜疲れた。と後から気がつきます。

鉄は熱の回り方などによって溶ける速度が変ってきます。
材料の大きさ、つまり大きい材料と小さい材料をつける場合、大きい材料は熱が材料全体に回ってしまって接合部分が溶けにくく、小さい材料はすぐに溶けてしまう。という具合になります。
作業の始めに溶接する部分と、あとから溶接する部分つまり余熱があるかないかなどでも材料の溶ける速度が変化します。
溶接は、母材と母材を溶かして接続するものなので、材料の両方が同時にこのトーチ(炎の大きさを調節し、材料に直接炎を当てる道具)の先で溶けることでくっつきます。
2つの材料のうち片方だけが溶けてしまうとそこに穴が出来てしまいます。

こんな時こんな風に溶けるのか、というのは実際にやってみて感覚をつかまないと出来ません。

とこれが何か作品を作るためのステップなのだろうかと思ってしまうぐらい、まるで現場作業の訓練のようですが、鉄を材料として作品を作る場合はここから始まります。
クセがあって人によって向き不向きもある材料かもしれません。
でも、日常生活で加工することのない素材が扱えるようになるとまた世界が広がります。
今までなんでもないもののように見えていたものに関心が向いたり、構造が気になったり。

さあ、まずは挑戦〜
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2年生 鉄課題 開始 15:09
 昨日より
2年生 鉄を材料とした課題が始まりました。

身近な素材ながら、鉄そのものを加工する経験はそうそうないもの。
加工にはそれなりの熱量やパワーが必要とされます。

そのためガス溶接、や機械を使っての切断など新しい技術を学びながらの授業。
安全面を注意しながら作業することも学習の一部。気をつけて、怪我の無い様作業しましょう。

鉄 開始


道具類などおって紹介いたします。
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