今日は2月26日より始まる学内展の準備で大掃除行いました。
彫刻専攻の学生は1年生から大学院博士の学生まで全員参加での大掃除
1年分の片付け。
普段は制作、制作と創造の日々を過ごしているのですが、今日は普段使っている道具を片付け、展示スペースを確保するために、作られたものを壊す破壊の日となりました。
課題で作った作品、作る過程で出た型、また持ち帰れないもの、失敗してしまったもの、途中で終わってしまったものなどをいっせいにハンマーで叩きつぶすように壊しました。
時間をかけて作ったものを壊すのはなんだか悲しい気分ですが、仕方ありません。
人物像をハンマーで叩いている時なんてどうもとても暴力的に見えて恐ろしいものです。
顔や腹部や手、足が… ん〜
でもそんなことを行っていると進みませんので、感情的に見る感覚を意識的に無にして作業に徹します。
解体作業でなんとも大変なのが、素材の分別。表面がテラコッタや石膏で出来ていても内側に補強として木材や金属などが使われています。これをすべて分別して捨てるはバンバンと派手に壊した後、さらに細かくして地道に違う素材をより分けていくのです。
この写真はすでにそうした作業を一通り終え、袋に積め下に引いたブルーシートを片付けているところです。
この後、室内の片付けに移りさらに片付け
今度は制作途中だった作品の解体。乾きかけの粘土はなかなか割れず、叩いても叩いてもつぶれるのみで手ごわいのです。ハンマーを幾度となく振り回し、そのために筋肉を動かし、そして息が切れ酸素を必要としました。
朝から17:00までやってとりあえず今日の作業は終了。ふ〜疲れました。
作業着も粉塵だらけ
また、明日掃除の続きと片づけが済んだら、展示作業。 今日のところは皆さんしっかり休んで明日に備えましょう。