「BODY&MOVE」について宮田瑞稀インタビュー |
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3月末から開催されていた彫刻専攻の学生が企画したグループ展「BODY&MOVE」について、
展示の企画を中心で行った現在4年生の宮田瑞稀さんに簡単なインタビューをしてみました。
展示風景「BODY&MOVE」
質問:展示を見に来てくださった人に何か一言お願いします。
宮田:ゆっくり見ていただいた人も、パ〜っと見てくださった人も何か心の片隅に残ってくれたり、
ふとした時に思い出していただけたらすごく嬉しいです。
質問:展示中にあった印象的なエピソードはありますか?
宮田:ある一人のおじいさんが展示を見てくださって、私の犬の作品を見て、戦争の時の犬の様子を重ねていたんです。
質問:「戦争」というjイメージが作品に重ねられた事に関しては作った本人としてはどうでした?
宮田:もともと、私は、この作品で、空虚感や孤独感を表現したかったので、おじいさんの記憶の戦時中の犬のイメージを想い起こしたことは、私はうれしいことでした。
それと、初日に学長が見に来てくださって、驚きました。丁寧に一点一点にコメントを頂いて嬉しかったです。
質問:平面との展示はどうでしたか?
宮田:立体作品と平面作品とで同時に視界に入っても、観づらくならないようにイメージの合った作品を並べたり、鮮やかな色のついている彫刻と平面の色味とを意識したりしてみました。
それで作品を並べてみると、普段一点づつ眺めている時とは違った見え方を感じられて多角的な見方が出来たので良い経験でした。
質問:展示の前と後では、何か考え方は変わりましたか?
宮田:展示を経験する前は、細かい準備は自分が全てやってしまえば円滑に進むと思っている部分がありましたが、展示を終えてみると、もっと参加者で仕事を分担して頼れるものは頼っていくことで、全体の意識がつながれたのかな〜と感じています。だからもっと積極的に参加するメンバーに考えていることを伝えた方がよいと考えられるようになりました。
質問:また展示はやりたいですか?
宮田:はい、またやりたいです。 観てもらうことで作品がようやく完成する感じがして・・・・展示は癖になりますね!
質問:宮田さん個人での活動では何か今後の展望はありますか?
宮田:そうですね、グループ展の他にも、作品をコンクールや公募展に積極的に出品して、学外での専門家からの評価を聞いたり、地元で、地域の人たちと関わることが出来る展示を通して一般方からの見方を聞きいて、更に表現を高めたいと考えています。
その二つの種類の意見のバランスが凄く大切だと感じているんです。
インタビュー終了
以上がグループ展「BODY&MOVE」を企画した宮田さんのインタビューでした。
宮田さんは、現在、また新たなグループ展の企画を練っています。そのグループ展も具体的になってきたら、また皆さんにお知らせしたいと思います。
それと、宮田さんだけでなく、今回の展示に参加した学生はもちろん、後輩や同級生にも良い刺激を与えた展示であったのではないかと、感じています。
みんな頑張って!!